留学コラムCOLUMN

留学する国を検討するときに決め手はどこにあると思いますか？費用、物価、授業の人数、授業のカリキュラム、だと思いますか？
（フィリピン留学のメリット・デメリットをまず知りたい方はまずはこちらを）

実は、着眼点はそこではないのです。ポイントはあなたの英語力がどの国へ行ったら一番成果が上がるのかを見極めることです。
すなわち英語を話せるようになりたいのであれば、留学先の環境よりもあなたの英語レベルで留学する国を決めた方が良いと言うことです。

もしあなたが英語初心者なら、迷わずフィリピン留学をおすすめします。英語初心者というのは、ここでは仮にTOEIC800点以下の方を対象とします。もし、あなたのTOEICの点数が800点以上に相当するレベルであるなら、欧米とフィリピン、どちらへ留学するべきかしっかり吟味して決定するのがいいでしょう。しかしTOEICのスコアが８００点を超えない、もしくは英語が苦手な自覚がある、あまり英語が話せない方は憧れだけで欧米留学を検討するのはオススメしません。

例えば、TOEIC500点代でアメリカに留学したら、どういう状況になるかシミュレーションしてみましょう。そのレベルでは、英語を話すことを躊躇してしまう方がほとんどでしょう。しかも、欧米留学では20~30人の集団授業のクラスなので発言する英語が苦手だと発言する勇気がなく、下を向いてただ座っているだけになってしまいます。それでは、もちろん英語は話せるようになりませんよね？

もちろん授業だけが全てではありません。欧米で生活していたらきっと英語を使わないと生きていけないはずから、英語が話せるようになるはず！と思われる方もいるでしょう。
あなたの滞在期間にもよりますが、私には5年間アメリカで生活していて全く英語が話せるようにならず帰国した友人がいます。どうしてそんなことが起きるのでしょうか？？理由は簡単です。

世界のどこに行こうと日本人がいるからです。特に欧米であればよほどの田舎町に住まない限りは日本人は生活していてコミュニティを作っています。英語が苦手なあなたが欧米に留学して日本語が通じる友達を見つけるとします。どうでしょうか？どうしても日本語が通じると楽で仲良くしてしまいますよね。

そうなると日常でも英語力は全く伸びません。英語が苦手で日本人とよく行動していたら外国人の友達や現地の友達などできるはずもなく、結局せっかく海外にいるのに、どこに行くにも英語を使わなくてよい日本人同士で固まってしまうということになりがちです。

英語力がないまま欧米に留学した場合、このように残念な結果に終わるケースが多いという事実を知っておきましょう。

TOEICで800点以上の方は英語の基礎力が十分ですから、積極的に会話しようという意識のある方なら、成果が得られることでしょう。クラス分けにしても、上位のクラスに入ることになるでしょう。そのクラスで、英語を話す友達がたくさん出来れば、自然と英語を話す機会がぐんぐん増え、英語力がアップするという勝ちパターンにつながることが期待できるでしょう。

それぞれの渡航先の費用や物価、授業形式などを比較しているまとめサイトもたくさんありますが、以上の理由から、英語初心者にはまずは比較検討する必要はないかと思います。まずはフィリピン留学である程度は英語を話せるようになってから憧れの国で生活しましょう！

さぁ、ここから一歩進んで、地域とフィリピンの学校選びへと駒を進めましょう。各地域のまとめが以下にございますので、引き続き情報を集めましょう！